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Decoration
装飾

革彫

Art.n

sculptor

SuTは彫刻家。
元々の素材は石や木でした。
しかし彫刻は人々の生活から距離があるという一般感覚に違和感を感じ、“使える芸術”を模索していました。
そして彫刻の素材として革を見出し、これまで培ってきた彫刻の技術や知識を持って革の世界に飛び込んだのです。

革の表面を彫刻するCarverとしてではなく、革そのものを彫刻するSculptorとしてこの素材と接した結果、「革彫」という独自のスタイルが生まれました。

革彫・点彫り

Art.n

革彫・点彫り
¥2,500~

彫りの細かさや広さによって金額は変わります。

革彫は基本的に彫りを施した革の後ろに異なる色の革を貼り合わせて制作致します。光の加減により背面の革の色が見え隠れし、小粋な雰囲気を出してくれる技法です。
SuTのオススメは暗い色の革に彫って明るい革を後ろに貼る組み合わせ。パッと見はシックな佇まいでありながら、ふと光が差すと背面の鮮やかな色彩が浮かび上がります。

H.L.pattern

~革彫 点彫りとは?~

SuT独自の技法「革彫・点彫り
カービングでも染色でもなく革に一つ一つ手彫りで穴を開けて模様を作り出す点彫り
異なる色革を組み合わせれば、光の加減や見る角度によって背面の革の色を浮かび上がらせたり隠したりします。
朝の光と昼の光、そして夜の電気の光。
光源が変わるたびに様々な表情を見せてくれる点彫りは、独特の雰囲気を創り出します。

SuTの点彫りは小さなホール(穴)にも拘りがあります。

ハトメ抜きやパンチなど通常の道具で叩いて穴を開けて制作するパンチング技法は画像右の穴のように革の断面が押しつぶされ、大きさによっては2倍以上に広がってしまいます。

SuT独自の革彫道具により、SuTが彫り出すホールは画像左の穴のように断面が垂直で革がつぶれたり広がったりしません。
これによりホール同士をコンマ数ミリの距離まで接近して開ける事が可能になり、繊細な模様を作り出す事ができるのです。
またこの垂直な断面こそが、見る角度によって表情が変わるという点彫りの魅力を創り出しているのです

butterfly/wind

しかし繊細な道具だからゆえ革の面に対して垂直にホールを開けるということが難しい。
もちろん素材の革自体にもこれに耐える強度が無ければ使用していてすぐに割れてしまったり千切れてしまったりします。
革の厚みや使用する場所によっても条件は様々です。
それら全てを見極め、革彫を施す技術は欠かせません。

技術・道具・素材

それらが全て整ってこそ
SuTの革彫は可能なのです。

革彫・線彫り

Art.n type1

革彫・線彫り

点彫りに並んで独自の技法として確立している「革彫・線彫り
こちらもカービングでも染色でもなく、一つ一つ手作業で革を切り彫りして模様を作り出しています。
線彫りから下に重ねた革の色が見える様は、まるでステンドガラスの窓を覗いているよう。
明るい色に暗い色を重ねれば鮮やかな色が際立ち、暗い色に明るい色を重ねればシックに落ち着きます。また同色同士の組み合わせにすれば自然な影が線彫りを浮かび上がらせ、控えめながらも魅力的な雰囲気をお楽しみいただけます。

Art.n type2

1mm以上厚みのある革に手作業で細かい線彫りを施していくのは至難の業です。
厚みがあればあるほど、また細かい図案であればあるほど彫りを垂直に保つ事が難しく、一気に彫りきらなければケバ立ちや断面のガタつきが出てしまい、彫りを施す際刃に革が引っ張られて伸びてしまうからです。

もちろん道具の良し悪しもありますが、これらの問題を乗り越える術は技術です。
革の厚みと刃の厚みを把握し、刃が革のどこまで入っているかを感じ取る感覚、革の柔らかさを見極める目、彫り進める順序を決める判断力、革と対話しながら進める応用力と瞬発力。
なにより必要なのは集中力で、難しい図案になれば絶食して集中力を高め挑む事もあるほどです。

線彫りの図案はカタチの美しさだけでなく、革を重ね合わせたときの下に見える色の量や、引っかかり難い形状であるということ、負荷がかかる場所では耐久性などを考慮して考えています。
またアイテムによって動きのある部位などに線彫りを施す場合に動きに支障がないよう工夫もしています。

SuTはただ美しいだけを追求しているのではありません。
使っていて邪魔になるカタチは“美しいもの”ではないとSuTは考えます。

見た目にも美しく、実用性も妥協しない。

それがSuTの追求している“美”なのです。

その他様々なカスタムが出来ます。お気軽にお問い合わせ下さい。
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