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Decoration
装飾
Fl.bカービング（ブッテーロ使用）
カービング
￥3,500～
彫りの細かさや広さによって金額は変わります。
カービングは基本的に仕上げに彫りを際立たせる為のアンティークという染料を使用します。これは革全体を染めるものではなく、彫刻を施した溝にのみ染料が入り込むものです。彫りに適度な陰影が付き、輪郭がよりはっきり出るようになります。
SuTのカービングは独自の図案が主です。Fl.bやArt.nなどオリジナル図案を主にカービングしております。
Fl.bパターンなどは図案のオリジナル性に加え、既存の道具では入らない細い部分や鋭利な部分が多いので、こちらも独自の道具が必要なスタイルになります。
ゆえに真似する事の難しい、ここにしかないスタイルと言えます。
オリジナル図案の他に羽根や動物などのフィギュアカービングも出来ますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
フィギュアカービング 羽根
～カービングとは？～
カービングとは革の表面を彫り込んで凹凸で模様や絵を表現する技法。
厚さ数ミリの革でいかに立体を表現するかは作り手の技術が問われるところです。
「彫り」と表現していますが実際には銀面（革の表面）を彫ると言えるのはスィーベルナイフというカービング用の革の表面だけ切る事ができるナイフでカットする作業のみで、主な凹凸は刻印やモデラーなど様々な道具で銀面を叩いて押しつぶすようにして制作します。彫りカスが出るようなものではなく、銀面がなくなるわけではありません。
スィーベルのカットの深さ、刻印の形状や刻印を打つ力加減などで立体的な距離感や重なり具合を表現します。
一つ一つ手彫りで制作していますので一つとして同じものはありません。
Art.nカービング
～カービングに使用する革～
SuTの使用する主な革はブッテーロですが、このカービングという技法にはあまり向いていません。
カービングはコンマ数ミリという繊細な世界です。繊細な表現を必要とするカービングにはカービングに適した革というのがあります。ブッテーロはこの繊細な表現というのが苦手ですので基本的には使用しません。
カービングに適した革というのはオイルが少なく染色されていない生成の革で、微妙な凹凸をつけても彫りの戻り少ないのです。
しかしながら大胆でエッジの効いた彫りが求められるFl.bのような図案にはブッテーロの方が向いていたりしますので一概には言えません。
SuTではそういった図案の求める狙いに合わせて革の種類を変えています。
Fl.bカービング+部分染色
～カービングと染料～
カービングは生成の革で制作します（Fl.bは含まず）ので彫りを施した後に染色する事が出来ます。
全体的に染色したり、部分的に染色したりと様々な表現が可能です。染料も多色そろえています。染料ですので黒やこげ茶など濃い色以外は元の革の色の影響を受けますが、赤や青・オレンジなどの彩度・明度の高い色の染色も可能です。
※手染めになりますので薄い色は特に多少の染めムラが出来たりします。また色止めは施しますがご使用の際汗などの微量の水分でも色落ちの危険はあります。
※Fl.bカービングで色革を使用した場合、新たに他の色に染色する事は出来ません。
その他様々なカスタムが出来ます。お気軽にお問い合わせ下さい。
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