革彫はホール(穴)にこだわり
SuTは小さなホールにもこだわりがあります
ハトメ抜きやパンチなど、通常の道具では画像右のホールのように革の断面がつぶされ、大きさによっては2倍以上に広がってしまいます
SuT独自の革彫道具により、SuTが彫り出すホールは画像左のホールのように断面が垂直で革がつぶれたり広がったりしません
これによりホール同士をコンマ数ミリの距離まで接近して開ける事が可能になり、繊細な模様を作り出す事ができるのです
手縫いにもこだわり
せっかく丈夫な革を使っていても、かばんやポケットの中で擦れて最初に痛んでくるのが糸
修理依頼で結構多いのが糸の擦り切れです
SuTは糸の中でも強度が強いといわれるシニューを使用しています
シニューは一般的にミシンでは使えない糸なので手縫いの証とも言えます
またステッチラインに独自の立体加工を施し、革の表面より一段落とすことで糸の擦り切れを予防しています
革の表面を掘り糸目を沈める技法とは違いますので革自体の耐久性にも優れています
革はイタリア高級レザーのブッテーロを使用
イタリア・トスカーナの老舗タンナー、ワルピエ社の代表的な革
トラと呼ばれる首のシワや血筋など自然の風合いを残した仕上げが特徴
繊維がきめ細かく、コシが強く丈夫で、発色の良さも大きな魅力
手触りも良く、使い込むにつれて艶と透明感が増し、色が深くなり独特の味が出てきます
もともとオイルを多く含んでいるのでオイルアップやクリームなどの定期的なメンテナンスが要りません
革彫:点彫り(arabesque)名刺入れ
【color】ブラック、ブルー
【Leather】buttero
【stitch】ブラックシニュー
「革彫」
プリントでも染色でもなく、一つ一つ穴を開けて作り出した模様
角度によって鮮やかに浮き上がる色が粋な一品
Hausmacherlederware &
Grafische Kunst
Schritt und Tritt